言いたいことが言えない

あなたは暗い性格なのではありません

 

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言いたいことが言えない

言いたいことがいえない。「No」が言えない。嫌われるのが怖くて、変な人だと思われるのがイヤで…

いつも緊張してしまう。自分を押し殺して我慢してしまう。

 

作り笑いをして、おもしろくもないのに相手に合わせて笑ったり。

雑談が苦手で、いつも当たり障りのない無難な話ばかりをしてしまう。

 

だから、あまり人と接したくないし、そんな自分も好きになれない。

どうして私はいつもこうなのかと、自分を責めたくなってしまう。

 

そんなあなたのお気持ち、よくわかります。私自身が、このような状態だったからです。

そして、「自分は暗くて、内向的で、臆病でつまらない人間だ」と思っていました。

 

しかし、それは自分で勝手にそう決めつけていただけだ、ということに気づいたのです。

 

自分らしく楽しむための要件

 

つまらない人間はいません。これはきれいごとを言っているのでも、なぐさめでもありません。

よく「子どもは天才」と言ったりしますが、本当に人間というのはユニークな存在なのです。

 

あなたも、24時間365日、今までの人生のどこかで、自分らしく楽しんだ時間はあったはずです。

そして、その時あなたはリラックスしていたはずです。

 

 

ちょっと例を上げてみましょう。私の兄夫婦は、子どもが2人います。いつもやんちゃで、騒いでいます。

ところが、大人しくなる瞬間があります。それは、両親がそばにおらず、知らない大人が近くにいるときです。

 

この時子どもが感じているのは、不安や恐怖です。身体は緊張し、警戒モードに入ります。

いつもあんなにはしゃいでいる2人なのに…一瞬で大人しい性格に変わってしまったのでしょうか?

 

もちろん、そうではありませんよね。性格が変わってしまうわけがありません。

ただ危険を感じて緊張しているに過ぎません。要は、リラックスできていない。

 

リラックスしていないと、言いたいことを自由に言ったり、自分らしく振る舞うことが難しくなります。

自分らしく楽しむ要件とは、つまりは『リラックスできているかどうか』ということになります。

 

性格は変わらない

 

性格が暗いのと、いつも緊張して生きているのとは話が全然違ってきます。

性格とは、英語では「character」であり、Wikipediaではこのように概説されています。

 

「キャラクター」の語源である英語の「character」という語の本来の意味は、
「特徴」「性質」であり、元の語源はギリシャ語で「刻まれた印、記号」。
Wikipediaより引用

 

このように、性格とは特徴や性質であって、本来変えるべきものではありません。

ミツバチが急に、セミのような生き方をしようとするようなものです。

 

カウンセリングでも、性格を変えるなんてことはできません。

違う誰かになるような魔法はないのです。

 

 

ところが、ここからが重要なのですが、普段から緊張している人をリラックスして生きていけるようにすることは可能です。

つまり前提として、『人間はそれぞれユニークな存在であり、それを発揮するにはリラックスしている必要がある』ということが言えます。

 

そもそもとして、もとから個性あふれる楽しい存在なのです。

ただ、何かしらの怖れや警戒心によって、自由に自分らしく振る舞えていないだけなのです。

 

例えば、お笑い芸人さんを紛争地帯に連れて行ったとしましょう。

普段からお茶の間を笑わせているプロの芸人さんですが、例えばイラクに降り立った状況で、本来の力を発揮できるでしょうか?

 

おそらく、それどころではないでしょう。身体はガチガチに固まり、頭は働かないはずです。

人間というのは、緊張して警戒したまま、楽しく振る舞うというのは無理なのです。

 

決めつけている自己評価を疑ってみる

 

私なんかどうせ…

この後に続く言葉。あなたならどんな言葉になりそうですか?

 

私の場合ですと、先ほども書いた通り「どうせ暗いし、内向的だし」ということですが、

もうここまで読んで頂ければお分かりの通り、この認識は正確ではありません。

 

その証拠に、私自身が普段から感じていた不安や恐怖をとりのぞき、リラックスして生きれるようになった結果、

「果たして本当に、自分は内向的で暗い人間なのか?」という問いが生まれたからです。

 

事実、人前でカウンセリングやセミナーをやっていますし。

口数は多くなく、思慮深いタイプの人間だと思いますが、負けず嫌いで行動力はあります。

 

つまり、本来もっているエネルギーや資源を、以前の何倍も発揮できるようになったということでしょうね。

言いたいことが言えないのは、あなたが臆病だからではありません。

人よりもちょっと、緊張してしまうというパターンをもっているだけです。

 

だから、自分の性格を否定するのではなく、どうしたらリラックスできるかにもっとフォーカスした方が、

より良い人生を送れるということですね。