大人数が苦手なあなたへの処方箋

会社の行事や飲み会などの集まり。あなたはどのように対応していますか?

職場では、仕事をするという目的を果たせばいいので、ある程度割り切ることはできます。

でも、休日やプライベートの時間での集まりでは、そうもいきません。

ウソの用事をつくってでも避けたい!!そう思う方も多いかと思います。

 

1.どうして大人数でいるとこんなに疲れるの?


私が会社勤めをしていたころは、社員旅行や飲み会が毎回苦痛でした。

どうにかして休みたい。なぜなら疲れるから。以上。

私にとって、ひたすら我慢の時間だったからです。

 

ただ、ショックだったことは…私以外の人は、皆楽しそうにワイワイやっていたことです。

「あぁ、いつも自分はこうなんだよな」と、解決のしようがない問題を目の前にしては、よく落込んでいました。

 

もし1対1なら、なんとか過ごせそうな感じもします。

でも、大人数の中にポツンといるともうダメですね…軽いパニックになってしまいます。

 

どこに目の焦点を合わせていいのか分からないし、心の中では「早く終われ!」と願ってしまいますよね。

 

なぜ、身体も心も、このような緊張した状態になってしまうのでしょうか?

それは、自分ではなく他人に軸があるからです。

 

1対1なら、まだ何とかなります。目の前の相手「ひとり」だけに注意を払えばいいからです。

ところが、相手が2人、3人と増えたらどうでしょうか?

いったい誰にどう合わせればいいのか、分からなくなります。

 

2.自分軸と他人軸


 axes

ここにコマの写真があります。コマの中心に軸があれば、ブレずに周り続けることができます。

自分軸とはこういうことです。周りからの影響を全く受けないわけではありませんが、倒れてしまうことはないのです。

 

一方で、中心に軸がなくなったコマは、ガタガタと左右にブレてしまい、やがて倒れてしまうでしょう。

自分の中に軸がない状態=他人軸ですので、人との摩擦に疲れ果ててしまうのですね。

自分がどのように反応するかを、相手の顔色で決めているので、神経をすり減らしてしまうのです。

これが繰り返されると、「飲み会=疲れる=避けたい」というパターンが出来上がり、人との交流がどんどん減ってしまいます。

 

3.どうして自分に軸がないのでしょうか?


 軸というのは、本来は自分自身にあるものです。人間以外の他の生き物を見れば分かりますよね。

周りに合わせて態度を決めるのは、ペットくらいかもしれません。

 

人間も同じです。赤ちゃんは、何かあれば泣きますよね。

それはお腹がすいたのかもしれないし、眠いのかもしれません。

 

自分がこうしたい、がまずあって、それを思うまま・感じるままに表現します。

ところが、ある時期を境に、軸が他人に移る場合があります。

他人の態度を見て、自分の思うこと・感じることをどう表現するのか(または表現しないか)を決めるようになるのです。

 

見方を変えれば、親の言うことを良く聞く「いい子」かもしれません。

その場合、親の自尊心は満たされるかもしれませんね。

 

ところが、子どもの側からすると、激しい自己否定をしていることになります。

自分の素直な気持ちにはフタをして、親が怒らないような・喜ぶような選択をする。

 

こういった、自分を守るための行動・選択がパターン化してくると、いろんな弊害が生じてきます。

弊害について、ここでは話がそれるので詳述しませんが、他人軸はこうして作られていくのですね。

 

4.軸を自分に戻しましょう


 人に合わせて自分の態度を決めるから、大人数の中にいると振り回されて疲れてしまう。

理屈は一応、単純です。だとしたら、大勢の集まりは避けるか、自分が変わるしかありません。

 

台風の被害に合わないためには、台風の目になるしかないということですね。

*台風の中心を「台風の目」といいます。

 

自分に軸がないのは、繰り返されたパターンが原因です。

周りに合わせた方が安全だったのかもしれないし、怒られなくて済んだのかもしれません。

 

何があったのかは人それぞれですが、人というのは目の前の楽な方を選択しようとする生き物です。

周りに合わせた方がメリットがあると、脳が学習してしまったわけですね。

 

学校まで行くのに、より近い道を発見したら、次からそこを通るようになるのと同じ原理です。

 

周りに合わせることのメリットが、デメリットを上回っているので、やめられないのですね。

ただし、デメリットもあるので、それが「我慢して耐える」というストレスになるのです。

 

  • 「人を傷つけてはいけない」
  •  「周りに合わせた方が安全だ」
  • 「自分の意見を言うのはわがままだ」

 

などなど、いろんな思いこみが、自分への制限となっている場合がほとんどです。

こういった考え方を変えていけば、軸は自分に戻っていくのです。

なぜなら、もともと、軸は自分自身にあったのですから。

 

5.少しずつ自分軸へ【体験談】


 最後に、インタビュー動画を載せておきますね。

相手の方は、「いつも周りに合わせて自分の言いたいことは我慢してきた」という優しい方ですが、ご本人は自分を変えたくて悩んでいたそうです。

自分軸とは何か? どうやって変わればいいのか?

ぜひ、参考にしてみて下さいね。