自分に自信がない|アダルトチルドレンの特徴を克服するために

8524bca87c20844a59f11709f9031801_s人から褒められると「いえ、そんなことないですぅ〜汗」と、気恥ずかしくなってしまうことはありませんか? 褒められても、素直に受け取れない。また、人から認めてもらいたくて、ついつい頑張りすぎてしまったり。これ、実は私のことだったりするのですが…こういったお悩みの根っこにあるのは「私なんて」という想いです。

「私なんて」と思ってしまう心理を、心理学の用語では無価値感(むかちかん)と言います。自分で自分を低く評価している状態です。でも、私たちは人から認められたいと思ってしまうもの。なので、この無価値感をどうにか埋めたくて、いろいろと頑張ってしまうわけですね。

 

自分の価値を見失う理由

子どもは親のことが基本的に好きですから、親に褒められたり、認めてもらうことを望みます。そうやって、自分の価値を確認して、安心したいのです。「ほら、やっぱりわたしのことは大切だよね?」といった具合に。この想いが満たされた時が、子どもにとっての幸せな時間になるわけですね。

子どもにとっては、親の愛情が一番の関心事です。もし、親の期待に応えた時だけしか褒めてもらえなかったとしたら…「あ、できてない自分ってダメなんだ。見せてはいけないんだ」と思ってしまうかもしれません。子どもの思考は、大人と違い、単純な判断しかできません。なので、白か黒かという極端な思考で、物事を決めつけてしまいがちです。

その結果として、「ありのままの自分では価値が無い」と思ってしまうこともあるのですね。本当は、何かが出来る事と、自分の価値は別の話なのですが…。子どもは”親を基準”に物事を判断しますから、仕方がないのかもしれません。

 

 親の呪縛=親が悪い!?

〇〇でなければ自分には価値が無い。こういった思いこみは、子ども時代につくられます。よく、それは親の呪縛なので、何とかして解きましょうと言われたりします。でも、私はちょっとだけ違うんじゃないかな〜と思います。

親子の関係が”きっかけ”となっていることは事実だと思います。でも、親の呪縛とか、洗脳と考えるのは少し違うのではないでしょうか? 子どもは、親に愛されたくて、自分で自分なりに決めただけだと思うのです。親を責めたり、傷つけることをせずに、自分を責めることで何とかしようと頑張ってきたのです。

だから、自分には価値が無いなんて、自分を責める必要は全くありません。純粋で、健気だった子どもの”わたし”を、あなた自身がいたわってあげて下さいね。親への愛がもつれて、からまって…自分はダメなんじゃないかと思ってしまっただけなのですから。

 

自分の価値を感じる方法

1.受け取ってみましょう

人から褒められた時、あなたはどうしていますか? もしいつも、「いえいえそんな…」と遠慮がちなのであれば、試しに一度「ありがとうございます♪」と受け取ってみるといいかもしれません。

私もかつては、と〜っても受け取り下手でした。本当は人から褒めてほしくて、認めてほしくてうずうずしてるはずなのに…いざ褒められると拒否したくなるという。なんとも矛盾した男でした(笑)

試しに一度。あなたのやれそうなタイミングで、受け取ってみるという経験をしてみて下さい。きっと、ジ〜ンと心が熱くなるはずです! 受け取るとは、あなたの本当の望みを肯定してあげる、という素晴らしい行為ですからね。最初は気恥ずかしいでしょうけれども、気恥ずかしさというのも、心が喜んでいるサインでもあるのです。

どうしてもできない場合、少し考え方を変えてあげるとうまくいくことがあります。例えば、「人はその人の価値観で、言いたいことを言うだけだ」という考え方です。

私が、人からのお褒めの言葉を受け取れるようになったのも、これが1つの要因です。「へぇ〜この人からはそう見えるから、そう言うんだ」といった具合にですね。淡々と頂いてしまう感じです。

2.自分で自分を満たしてあげる

人から認めてもらいたい。これは自然な欲求です。ただ、人から認めてもらえているか確認しないと不安になるという場合。それは少し、自分の心を見つめた方がいいのかもしれません。

自分の心を人の評価だけで満たすことは、やはり難しいようです。認められた瞬間は満たされるのですが、すぐにもとに戻ってしまいますから。もともと心に穴が空いているとしたら…まずは自分で、ある程度は埋めてあげたいですね。

自分を満たしてあげるためには、自分の気持ちや期待に少しずつ応えてあげるのがおススメです。自分の好きな事、してみたかったことを、自分のためにしてあげる。そんな感覚です。いつも「そんなのダメだ」と自分に厳しくしてしまう人は…自分の気持ちを汲み取ってあげて、叶えてあげるといいですよ。

 

カウンセリングでは

カウンセリングをしていて、お客様から言われることがあります。それは、「初めて、自分を愛おしいと思えた」ということなんですね。「こんな自分じゃダメだ」と、ずっと思ってきた方からすると、もしかしたら生まれて初めての感覚なのかもしれません。

「私なんか」という想いは、そういう風に思いたい理由があります。そうした方が安心だったり、都合が良かったりと、子どものころから思いこんで生きてきたのですね。表面上は「私なんか」と思っていても、けなされればいい気分はしないはずです。そして、褒められれば、受け取れなかったとしても嬉しいものです。

本当は自分に価値があって、それを認めたいということを、一番知っているのは私たちの心なんですね。

 

まとめ

私たちは、自分は価値がある存在だと心の底では思っています。誰もが、そこからスタートしました。「ねぇママ、わたしのこと大切だよね? だってわたしは、大切にされるべき存在だもん」といった具合に、子どもは親に確認をいっぱいしたいのですね。

ところが、成長する過程で、「こんな自分はダメなのかな?」と、自分に疑念を抱いてしまうこともあります。育つ環境や、親を選ぶことはできません。でも、もともと私たちは、自分は価値のある存在だと信じて生まれてきました。だから少しずつ、そんな、本来の自分を取り戻していけば大丈夫です。

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