対人恐怖症を穏やかにする考え方

67f32e01313dde3d5f41ebec8c0143d1_s人にどう思われるか気になってしょうがない…
人から嫌われるのが恐い!!
わかるなぁ、その気持ち。

人に嫌われるのって、相当な恐怖です。
自分を押し殺してでも、避けたいことかもしれませんよね?

でも大丈夫です!!
この恐怖って、多かれ少なかれ、誰しもがもっていると思いますよ。

 

嫌われたくないのは当たり前


もともと私たちは、群れで狩りをして生きてきました。
だから、嫌われて一人になってしまったら大変です(汗)

一人ではとても生きていけない時代を、何万年も過ごしてきたわけですからね。

だから、「人から嫌われたくない!」「人とつながっていたい!」
というのは、私たちのコントロールできない『本能』です。

そんな風に感じてしまうのも、ある意味自然なこと。

なので少しでも、そんな自分を受け入れてあげれたらいいですよね!

ここでは、自分自身を理解するヒントを書いていきたいと思います。

 

無理に自分を変えない!


こんな自分がイヤで、どうにか変えたい!
そんな風に思うことはありませんか?

そうですよね。人の目を気にせずに生きれたらどんなにラクか・・・
でも、その前にちょっとだけ、人間というものを知ってみませんか?

私たちの性格は、遺伝が8割とも言われています。
*これは『一卵性双生児の実験』により明らかになりました

生まれつき、人の視線が気になりやすい人もいるんですね。
発達心理学者のジェローム・ケーガンは、こういう人たちを『高反応』の人と言いました。
生まれつきの気質なので、ここを変えるのはちょっと難しいです。

なので変えるのではなく、受け入れる・理解するというアプローチが必要なのかもしれません。

 

刺激に敏感な高反応の人


 

ケーガンらは、生後4ヶ月の赤ん坊に録音した声をきかせたり、先端をアルコールに浸した綿棒をかがせたりした。それらの未知の体験に対して、全体の20%は元気よく泣いて、手足をばたつかせた。このグループを『高反応』と呼んだ。高反応の赤ん坊の多くは、思慮深く慎重な性格に成長した。

(スーザン・ケイン『内向型人間の時代』128Pより抜粋)

この実験によると、高反応の人というのは、人の視線だけでなくあらゆる刺激に敏感な人なのだそうです。

私もこれに当てはまっていました。人からおどかされたりすると、人の何倍もビックリしてしまうんですよね。

刺激に対して敏感だから、人からどう思われるかが気になり、慎重になってしまうのです。単にそういう気質ということなんですね。

生まれつき敏感な高反応の人と、そうでない人がいる。ただそれだけだとしたら、少し気がラクになりませんか?

 

嫌われたくないのは自己愛の強さ


人からどう思われてるか気になる人ほど、実は自分への愛が強いです。

「えぇ〜っ!? 逆じゃないの?」
と思うかもしれませんが、そうなんです!

例えば自分の彼氏(彼女)が、人から悪く思われていたのを聞いたら、どう感じますでしょうか?
また、自分の家族や親、親友の悪口を言われたらどうでしょうか??

きっと怒りや悲しみがこみ上げてくるのではないでしょうか。
大切な人が嫌われてたら、当然そのような気持ちになると思います。

人からは良く思われたい。
嫌われてほしくない。

こういった思いは、『自分や相手を想う気持ち』の強さに比例するんですね。

逆に、あなたにとってどうでもいい人が嫌われたらどうでしょう。

きっとどうでもいいのでは?

 

自分の個性を知り、受け入れる


当たり前ですが・・・あなたはあなた。違う誰かにはなれません。

自分の好きなところもあれば、もしかしたら、受け入れがたい部分もあるかと思います。

「自分のここがイヤ!」と否定してる部分は、人に見せたくないですよね?

でも、それは受け入れてあげれば『ただの事実』に変わります。

 

例えば、「何考えてるかわからない」と、よく言われてしまう友人がいます。
表情が乏しいからでしょうかね。

でも、彼は「そうですね」と、淡々と受け止めます。

本人が受け入れてしまえば、心が傷つくこともないのです。

自分の個性を自分で受け入れてしまえば、淡々と受け答えすることができます。
逆に、心がざわついてしまったとしたら・・・それは、もっとラクになれるサインです!

自分が否定しているポイントを教えてもらっているのと同じですからね。

 

まとめ


日本人は、もともと恥の感情が強いですよね。そうなりやすい文化でもありますし。
それに加えて、生まれつきの気質もありますから、人からどう思われるか気になるのも自然なことかもしれません。

人からの評価が気になる。そんな自分がいても、それは自分を大切に想う気持ちの裏返し。

そんな視点で自分を眺めてみてはいかがでしょうか? そして、自分の個性も自分で受け入れてみる。

あなたの考え方や気持ちが変わったとき、あなたの見える世界、感じる世界もきっと変わります。

今よりももっと、ラクになりますよ!