自信がないのはあなたがすごい人だから

261e5134742d255d28f69c367e4dbaf7_s「仕事ができない人だと思われたくない」から、つい無理をして体調を崩してしまう。
「人に嫌われたくない」から、自分を演じたり、人との接触をさけてしまう。

こういったお悩みの背景には、実は「自分は万能な人間なんだ!」という心理があります。ですが、本人は自覚しておらず、むしろ自信がないと思っていることが多いです。

もともと、私たちは「自分はこんな人間だ」という自己像をもっています。

「自分は人から好かれない」と思っていれば、自分でその自己像を保つために、自分から嫌われるように振る舞ってしまうのです。

その良い悪いは別として、自分が描いた自己像を「確認」するかのように生きる。私たちにはそういった習性があるのですね。

人間関係がうまくいかない背景には、現実的でない自己像をもっている場合があります。それが万能感です。

 

万能感とは?

赤ちゃんは『万能感』をもっています。もともとお母さんのお腹にいて、母子一体だったからです。

万能感とは、自分は何でもできて、何でもしてもらえるという思い込みです。自分のことを完璧で重要な存在と思っているのですね。

ちょっと、赤ちゃんになったと想像してみて下さい。

お腹がすいたので泣きます。お母さんがとんで来て、ミルクを飲ませてくれる。

おむつを替えてほしいので泣きます。またお母さんがとんで来て、全部やってくれる。

この対応の繰り返しに、赤ちゃんはどう感じているのでしょうか?きっと、自分の万能感を確認して、強めているのかもしれません。

「ほら、やっぱりボクの思った通りになるぞ!」と。まるで王様ですね(笑)

 

完璧でありたい人

万能感は錯覚です。赤ちゃんの時期はいいでしょう。でも、この考えのまま大人になったら大変です。

たまに「勘違いしてる人」っていますよね? あんな感じで、周りからは避けられてしまいます。

最初は万能感をもっていた赤ちゃんも、次第に現実を知ります。「何でも自分の思い通りにいくわけじゃない」と。こう思い直すことで、周りと協調する力が生まれます。

ところが、万能感という錯覚をもったまま、大人になってしまう人がいます。過保護・過干渉の親に育てられると、その傾向が強くなります。

「お母さんの言う通りにしていればいいのよ」と、ずっと赤ちゃんのように育てられてしまうとしましょう。

これでは万能感という錯覚から、目を覚ますことができません。自分にもできないこと、してもらえないことがあると学習できないからです。

アダルトチルドレンも、この延長線上にあります。

 

勘違いしてしまう人

自分は完璧。何でもしてもらえるし、何でもできる。こういった自己像が、いろんな問題の原因をつくります。

大人になっても万能感を抱いている人は、自分のイメージを保とうとします。人から注意された時に受け入れられないのは、万能でない自分を認めたくないからです。

そうなると、相手を批判したり、相手から離れようとします。これが職場だったら大変ですよね。上司ともめたり、転職を繰り返すことになってしまいます。

はたから見たら、傲慢で生意気な人に見えることでしょう。でも本人は、自分の自己像を一生懸命守ろうとしているのです。

 

万能感が作り出すトラブル

 

1無理をしすぎる

頼まれた仕事が断れない。抱えこみすぎて体調を崩してしまう。

仕事ができないと思われたくないので、自分の万能感を守るために、無理をして仕事を引き受けてしまいます。

また、できない自分・ダメな自分を人に見せることができないので、人に振り回されて疲れやすいです。

2現実から逃避する

「もっと自分に合った仕事があるはずだ」とすぐに会社をやめてしまう。

自分にはもっとふさわしい仕事があるはず!と思ってしまい、人の忠告やアドバイスを聞き入れようとしません。

 

3.自分ひとりで抱え込む

万能感が強いので、人の力を借りることに抵抗があります。

自分で何とかしようと、我を通そうとします。ところが、うまくいかないと引きこもったり、人と会うのを避けようとします。

 

まとめ

人から嫌われたくない。ダメな人だと思われたくない。だからつい、人を避けてしまう。

この背景には自分への万能感があります。理想化された自己像が、恥をかくことや失敗することを、自分に許せなくさせているのです。

万能感は「何でもしてもらえる、何でもできる」という錯覚ですから、言わば子供の「甘え」です。

もし、あなたの対人関係がうまくいっていないのであれば…
自分が万能感をもっていないか? 親との関係はどうだったか? 振り返ってみましょう。

万能感は子供のころの思い込みですから、今から修正していけばいいのです。

自信がないという思いこみは、実は逆で、完璧な自分という自己像を傷つけたくないだけなのですね。

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